00 / ARCHIVE DESCRIPTION

記録物品について

本記録物品は、東方系統登録私塾・澄音塾の初等象意課程で用いられた、象意発声訓練の記入用紙束である。

記録表、未記入雛形、記入済み用紙、比較控え、提出前確認欄を含む。

本文に含まれる発声記録は、術式発動の記録ではなく、訓練者の内的象意と音声表現の対応を確認するためのものである。

01 / RECORD SHEET

記録表

RECORD SHEET

記録表
記録機関
東方系統登録私塾・澄音塾 記録房
記録表記入者
澄音塾 記録房 / リオウ・セイカ
監修
澄音塾 初等象意課程
使用場所
東方系統登録私塾・澄音塾 静坐房
原記録区分
初等象意発声訓練 記入用紙束
保管写し
秘書院・象意言語学写本係

所収内容

  • 未記入雛形 一枚
  • 記入済み用紙 三枚
  • 比較控え 一枚
  • 提出前確認欄 一枚

02 / BLANK FORM

記入雛形

02 — BLANK FORM

未記入雛形

基礎属性象意の発声確認

課題情報

対象象意
火 / 水 / 風
形式
単語発声 / 短句発声 / 呼吸保持
目的
内的象意と音声表現の対応確認
媒介
なし
補助具
白紙記録票 / 木炭筆 / 鎮音布
発動制限
全属性において現象化禁止
使用場所
静坐房、または同等の鎮音処理を施した小室
禁止事項
発動句の連続詠唱 / 魔術陣の併用 / 魔具石の携行
中止条件
強い熱感、耳鳴り、呼吸乱れ、夢像の混入を申告した場合

記入者情報

訓練者
 
記入日
 
対象象意
 

語群と像

最初に浮かぶ語群
 
 
 
動き
 
温度 / 圧力 / 重さ
 
感情の混入
 
記憶の混入
 

第一発声

象意整理
 
第一発声句
 
発声前に浮かんだ像
 
発声中の内的反応
 
発声後に残った内的感覚
 
像の輪郭
明瞭 / やや不明瞭 / 不明瞭
感情の混入
あり / なし

第二発声

修正観点
 
第二発声前の修正
 
第二発声句
 
第二発声後の内的変化
 
語群を変えた場合の内的差
 
次回修正点
 

03 / FILLED SHEET 01

記入済み用紙 一

03 — FILLED SHEET 01

記入済み用紙

基礎属性象意の発声確認

課題情報

対象象意
形式
単語発声 / 短句発声 / 呼吸保持
目的
内的象意と音声表現の対応確認
媒介
なし
補助具
白紙記録票 / 木炭筆 / 鎮音布
発動制限
全属性において現象化禁止

記入者情報

訓練者
ユイ・サナギ
記入日
初等春期課程 第三週 第二訓
対象象意

語群と像

最初に浮かぶ語群
燃えろ / 赤 / 熱い / 広がる / 焦げる
赤、黒の縁
大きな舌のような形
動き
上へ伸びる、周囲へ広がる
温度 / 圧力 / 重さ
胸の奥が熱い。少し押される。
感情の混入
あり。急ぐ感じ。
記憶の混入
夜の竈。焦げた布の匂い。

第一発声

象意整理
「赤」「熱い」は残す。「焦げる」は強すぎるため外す。「広がる」は火の輪郭が膨らむため、第一発声では弱める。
第一発声句
燃えろ、赤く
発声前に浮かんだ像
掌の前で火が大きくなる
発声中の内的反応
息が強く出た。喉の奥に熱を思い出す感覚があった。
発声後に残った内的感覚
目の裏に赤い像が残った
像の輪郭
やや不明瞭
感情の混入
あり

第二発声

修正観点
輪郭を保つ / 近くで膨らませない / 対象へ届かせる
第二発声前の修正
「燃えろ」を外し、「灯れ」を先頭に置く。「広がる」は用いず、火を手前に膨らませない。最後に「留まれ」を置いて輪郭を固定する。
第二発声句
灯れ、赤く、留まれ
第二発声後の内的変化
火の像が手前で膨らまず、小さな輪郭のまま掌の前に置かれているように感じた。熱そのものより、灯りの位置を保つ感覚が残った。
語群を変えた場合の内的差
「燃えろ、赤く」では火の像が大きくなりすぎる。「灯れ、赤く、留まれ」では火の置き場所が定まるが、届く先はまだ弱い。
次回修正点
大きくする前に、火の置き場所を決める

04 / FILLED SHEET 02

記入済み用紙 二

04 — FILLED SHEET 02

記入済み用紙

基礎属性象意の発声確認

課題情報

対象象意
形式
単語発声 / 短句発声 / 呼吸保持
目的
内的象意と音声表現の対応確認
媒介
なし
補助具
白紙記録票 / 木炭筆 / 鎮音布
発動制限
全属性において現象化禁止

記入者情報

訓練者
レン・オルカ
記入日
初等春期課程 第三週 第四訓
対象象意

語群と像

最初に浮かぶ語群
澄め / 青 / 冷たい / 静か / 皿の水
薄い青、ほとんど透明
丸い皿に張った水
動き
ほとんど動かない
温度 / 圧力 / 重さ
冷たい。軽い。
感情の混入
なし、または少ない
記憶の混入
朝の手水鉢

第一発声

象意整理
「澄め」「冷たい」は残す。「静か」は水の動きを止めやすいため、第一発声では直接使わない。
第一発声句
澄め、冷たく
発声前に浮かんだ像
浅い水面
発声中の内的反応
呼吸が浅くなる
発声後に残った内的感覚
音が少し遠くなるように感じた
像の輪郭
明瞭
感情の混入
なし

第二発声

修正観点
沈ませすぎない / 流れを残す / 濁らせない
第二発声前の修正
「冷たく」を弱め、「満ちる」と「流れる」を加える。「静か」は残さず、水が止まらないように順序を整える。
第二発声句
澄め、満ちよ、流れよ
第二発声後の内的変化
水面の像が横へ伸びた。静けさは少し弱くなったが、水が進む向きを内側で追いやすくなった。
語群を変えた場合の内的差
「澄め、冷たく」では水の像が止まりやすい。「澄め、満ちよ、流れよ」では動きが出るが、戻る先はまだ曖昧になる。
次回修正点
静かな水だけでなく、流れる方向と戻る先を加える

05 / FILLED SHEET 03

記入済み用紙 三

05 — FILLED SHEET 03

記入済み用紙

基礎属性象意の発声確認

課題情報

対象象意
形式
単語発声 / 短句発声 / 呼吸保持
目的
内的象意と音声表現の対応確認
媒介
なし
補助具
白紙記録票 / 木炭筆 / 鎮音布
発動制限
全属性において現象化禁止

記入者情報

訓練者
ミナセ・トウリ
記入日
初等春期課程 第四週 第一訓
対象象意

語群と像

最初に浮かぶ語群
抜けよ / 隙間 / 冷たい / 右から左 / 逃げる
なし
細い道のような空白
動き
前から後ろへ通る
温度 / 圧力 / 重さ
頬の右側に冷たさ。重さはない。
感情の混入
少しある。逃げたい感じ。
記憶の混入
障子の隙間、冬の朝

第一発声

象意整理
「隙間」「右から左」は残す。「逃げる」は自分から離れる感覚が強いため外す。「細く」は通り道の像として残す。
第一発声句
抜けよ、細く
発声前に浮かんだ像
細い隙間を風が通る
発声中の内的反応
肩の力が抜ける
発声後に残った内的感覚
背中側に寒さの記憶が残った
像の輪郭
明瞭
感情の混入
あり

第二発声

修正観点
散らさない / 向きを持たせる / 通り道を保つ
第二発声前の修正
「抜けよ」を外し、「通れ」を先に置く。風が逃げるのではなく、決まった経路を乱れず進む像に変える。
第二発声句
通れ、乱れず、運べ
第二発声後の内的変化
風がただ抜ける像ではなく、白い紙片を押して進む像として保てた。逃げる感じは少し弱くなった。
語群を変えた場合の内的差
「抜けよ、細く」では自分から離れる感じが強い。「通れ、乱れず、運べ」では風の先に対象を置きやすい。
次回修正点
風が何を運ぶのかを最初に決める

06 / COMPARISON COPY

比較控え

COMPARISON COPY

束末尾控え
記入者 / 対象 記録された傾向 次回確認事項
ユイ・サナギ / 火 強い語句を選ぶほど、輪郭が膨らみやすい。 熱だけでなく、灯る位置と消える条件を確認する。
レン・オルカ / 水 静かな語句を選ぶほど、動きが失われやすい。 冷たさだけでなく、満ちる量と流れる方向を確認する。
ミナセ・トウリ / 風 経路を持つ語句を選ぶほど、対象が抜け落ちやすい。 呼気だけでなく、通り抜ける経路と運ぶ対象を確認する。

07 / SUBMISSION CHECK

提出前確認欄

SUBMISSION CHECK

確認欄
  • 発声による物質界への現象化は確認されなかった。
  • 発声句ごとの内的な像・感覚・感情の差を記録した。
  • 強い語句と明瞭な語句を混同していない。
  • 修正観点を発声句そのものとして固定していない。
  • 第二発声後の内的変化を、現象発動と混同せずに記録した。
  • 次回修正点を一つ以上記入した。

次回課題:同一象意を異なる語群と発声句で確認し、像・感覚・感情の差異を比較すること。

ARCHIVE ADDENDUM

保管時追記

RELATED RECORDS

関連記録

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